【自分/相手】
テキスト等で「自分」の事を指しているのか「相手」のことを指しているのか記載がない場合、「相手の~」というような指定がない限り基本的に「自分」の事を指します。例えば「山札から1枚ドローする。」や「手札を1枚捨て、〇〇する。」のようなテキストの場合、自分が扱うカードのテキストでは、表現簡略化による文字数調整であえて「自分の」という表現を省略している場合があります。
【ドロー】
山札の上からカードを引き、手札に加えることです。
【手札に加える(ドロー以外)】
ドロー以外の方法でカードを手札に加える場合、そのカードは相手に見せてから手札に加えます。これは誤ったカードを手札に加える事を防ぐ為に必要なルールです。
【拠点における★の上限値】
原則、★の上限値は3です。この上限は、出陣フェーズでアクターを出陣させられる1ターン内の上限でもあります。例えば、★3のアクターを出陣フェーズで出陣させた時【出陣】のテキストで拠点から通常マスに移動した場合、拠点に再び他のアクターを出陣させることはできません。逆に、★1のアクターであれば最大3体まで出陣フェーズ中に出陣させることができます。
【十字方向・X字方向の行動範囲】
十字方向の行動範囲とは、アクターの上・左・右・下の4方向をまとめた呼び方です。
X字方向の行動範囲とは、アクターの左上・右上・左下・右下の4方向をまとめた呼び方です。
【行動権】
行動フェーズ中において、アクターは基本的に1ターンに1度だけいずれかの行動(移動・攻撃・何もせず終了・【アクション】テキストの使用など)を行うことができ、それを実行するプレイヤーの権利を「行動権」と言います。アクターは行動を選択した時点で行動権を消費し、その行動を実行して「行動済み」となります。プレイヤーは行動権を交互に移しながらアクターを1体ずつ交互に行動させるため、片方のプレイヤーが「行動済み」になった場合、もう片方のプレイヤーは自身のアクターが全て行動を終えるまで行動権を持ち続けることになります。一部のカードには、テキストで「未行動」に戻すことで一度消費した行動権を復活させるものが存在します。
【未行動/行動済み】
未行動のアクターはターン内の行動権が残っており、カードを縦向きで置きます。行動済みのアクターはターン内の行動権を失い斜めに傾けて置きます。(行動済みであることを識別しやすくする為)
【出陣させる/行動済みで出陣させる】
テキストにおいて「出陣させる」という表記は、指定がない限り未行動の状態で場に出し、「行動済み」で出陣させることはできません。「行動済みで出陣させる」と表記がある場合に行動済みで出します。
【宣言(攻撃・アクションの実行・EXカードの使用など)】
相手に攻撃をする時やEXカードを使用する際には「〇〇(自分アクター)で〇〇(相手アクター)」に攻撃します!」や「〇〇(EXカード名)を使用します!」のように宣言することで、相手プレイヤーに行動の意志を示します。宣言をすることで相手プレイヤーに対して<カウンター>などを使用する余地を与えたり同意を取る為に必要なルールです。
【戦闘】
アクターの攻撃によってアクター同士が戦闘を行うことを指します。
① プレイヤーは自分の攻撃アクターの行動範囲内にいる相手アクターを攻撃対象として選び、攻撃を宣言します。
② 攻撃対象となった相手アクターが攻撃を受けます。
③ 攻撃側のアクターの攻撃力と、攻撃を受けるアクターの防御力を計算し、攻撃側の数値が高ければ攻撃を受けた側のアクターを捨札に送ります。
④ 捨札に送ったアクターがいたマスに、攻撃を行ったアクターを移動します。
この一連の流れを「戦闘」と呼びます。
【戦闘後の移動】
戦闘を行い相手を捨札に送った場合、必ず捨札に送った相手アクターがいたマスに移動します。
攻撃後に「移動させない」ということはできません。
【捨札に送る/捨札に置く】
場や手札など、捨札以外の場所からカードを捨札に置く事です。
テキストによって「送る」「置く」などの表記に違いはありますが、基本的に同じ意味です。
【手札を捨てる】
手札からカードを捨札に置く(送る)ことです。特に指定がない限り、任意のカードを選んで捨てます。
【シャッフルする(混ぜる)】
カードのテキストによって山札のカードを選んで手札に加えたり、他の場所から山札にカード戻した場合、山札をシャッフルする必要があります。ただし「山札の上に戻す」などの指定がある場合にはシャッフルしません。
【~してもよい。/〜できる。】
多くのテキストに記載される「~してもよい。」「〜できる。」とは、そのテキストを実行するかどうかはプレイヤーが任意で選択できます。
【ターン終了時】
エンドフェーズを終えて、次のターンに移るタイミングの事です。「ターン終了時まで」と記載されているようなテキストの効力は全てこのタイミングで同時に効力を失います。
【戦闘時に攻撃力と防御力の数値が同じ場合】
攻撃側の攻撃力と、攻撃を受ける側の防御力が同じ数値の場合、その攻撃で相手を捨札に送ることができず、マス移動もなく行動を終了します。
【変化した能力のリセット】
カードのテキストで能力(攻撃力や防御力・行動範囲など)が一時的に変化しているアクターが場を離れた場合、それまでに変化した能力値はリセットされます。
【基礎値(攻撃力・防御力・行動範囲)】
アクターのカードに記載されているの実数値です。例えば「アクターの攻撃力の基礎値を2倍にする。」というテキストがあった場合、実際に記載されている数値を2倍にして計算します。(他のテキストで増減している数値は計算に入りません。)
【エンドの仕様】
エンドフェーズで実行できるアクターの【エンド】テキストには実行するための共通条件として、エンドフェーズ開始時から場に存在しているかどうかが実行できる条件となります。したがって、エンドフェーズ中に他のカードのテキスト等で場に出たアクターが【エンド】テキストを持っていても、それを実行することはできません。
【捨札の開示】
プレイヤーは相手の捨札に置かれているカードをいつでも確認することができます。
【カードの所有者】
テキスト等で自分の所有するカードが相手に渡った場合、そのカードが捨札や山札に移る、または手札に戻る際は、本来の所有者の元に戻ります。
【カードを使用するプレイヤーの優先順位】
アクターの一部の【トリガー】テキストや、EXカード<カウンター>のように、特定のプレイによって使用条件を満たすカードの使用には、使用するプレイヤーの優先順位が存在ます。例えば自分のプレイに対して、使用条件を満たした何かしらのプレイをお互いができる場合、相手が先に実行する権利を持ちます。(自分→相手→自分→相手…というようになります。)